こんにちは!emoインタビュアーのimacoroです!私の相棒でもあり、作家でもある、レジン作家のあさんにインタビューを実行しました。7月14日に行った、出来立てほやほやの記事を早速アップしちゃいます!
ハンドメイドファンもそうじゃない人も、作家さんも買い手の方も楽しめる内容になっているので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね〜!それでは、早速インタビューに行ってみましょう!
【まずどんな作品を制作しているか簡単に紹介をお願いします!】
私は、ほんわかしたイメージが好きなので、そこを活かし、温かみのある色合いで、ほっこりするような作品を作っています。
主にレジンで作品を制作しているのですが、色々な事に興味があって(笑)
ビーズやプラ板などと組み合わせながら作るのも好きです。
作品ではシャボン玉をモチーフにしたアクセサリーや、自分でオリジナルのキャラクターを考えて、ブローチなどを作ったりもしています。
【今少しお話の中にも出てきましたが、ツイッターを拝見させていただいた中で、シャボン玉や雫をイメージした作品が特に印象的でした。これらは、いかに透明感を持たせられるかが重要になってくると思うのですが、制作の上で特に難しかった点はございますか。】
シャボン玉の作品は、モールドというシリコンの型にはめて、球体を作っています。ただシリコンの型に入れ、剥がして完成というわけにはいかなくて、剥がした状態だとザラついてしまい、透明感に欠けるので、ヤスリで磨いていきます。粗いヤスリから、段々と細かいヤスリに変えていって磨き続けないといけないので大変なんですけど、透明感を出すための重要なので、いつも手が痛くなりながら磨いています。(笑)

あとは、シャボン玉に限らずなのですが、レジン液にも色々な種類があり、使い分けていますね。例えば、レジン液によって「透明感出やすい」「黄変しにくい」「粘り気がある/ない」「硬化した後にベタつきがある/ない」などの違いがあって。それらを実際に使ってみて、作品に合わせて一番良いと思った液を使うようにしています。
また、硬化させる時も、中に空気の粒が入っていると、透明感が減ってしまうので、必ず爪楊枝などで空気を全部抜いてから固めるようにしています。
これが意外に細かい作業で…。
あと、固めている途中で物が当たったりすると、汚れがついてしまうこともあって。途中までうまくいってても、最後の工程で失敗してしまうとボツになってしまうのでショックが大きかったり。でもそういうものは諦めてボツにして、綺麗にできたものだけを採用するようにしています。
【そして、先ほどもお話に出ましたが、大人っぽい作品から「くらげさん」のような可愛い作品まで幅広くレジンで作っていると感じたのですが、作品のアイデアはどこから来るのでしょうか。】
私が「くらげさん」を思いついたのは、高校生くらいの時です。あんまり複雑な絵を書くことが苦手で、単純化していった結果、「目と目と口しかない」くらげさんができたんですけど。(笑)

【と、おっしゃっていますが、のあさんは複雑な絵も得意です!証拠はコチラ!(笑)】


それをツイッターとかに載せると、結構「かわいいですね」とか反響が良く、嬉しかったので、ブローチやイヤリング、画鋲などの色々なバージョンにして作ったりしました。
【その高校時代というのが、ハンドメイドを始めたきっかけになるんですか。】
始めたのは中学の時で、その時に仲よかった友人がきっかけをくれました。何と言っても、私が中学の時にレジンが登場してきたんですよ。なので、手芸屋さんにあったレジンの材料を友達が買ってきていて、「一緒にやろう」と言われ作り始めたのがきっかけですね。それからハマっていって、高2の夏の終わり頃から、本格的に色々なイベントに出始めました。
【中学から行っているということで、作品制作に対して熱い想いがあると思うのですが、何か中学と現在を比較して、想いの変化とかございましたら、お聞かせください。】
中学の時から、ほんわかしたものが好きだったので、当時は本当に自分の好きなものを作っていました。ツイッターに載せて、アウトプットをしているうちに、みんなが「いいね」って言ってくれて、じゃあ通販で販売してみようかなと思って、ミンネで販売を始めたのが販売のきっかけです。でもそこから、一時期ハンドメイドをやめた時期があったんです…。
その理由としては、「自分が作りたいもの」と「売れるもの」の差に悩んでいた時期がありまして。「自分が作りたいもの」を作るために始めたのに、「これ欲しい」と評価される作品は「自分が作りたいもの」と異なることが増えてきました。
でも、やっぱり自分の作品を求められることは嬉しいから、「じゃあいっぱい作ろう」とか考えているうちに、「結局何が作りたい」かがよく分からなくなってしまい、しばらくハンドメイドから離れていました。そして、今は稼ぐためというよりは、楽しんで自分が好きなものを表現するためにやっている形になります。
それに昔とは、色合いや雰囲気の好みも変わっていると思います。例えば、元々の趣味はどちらかというとほんわかとしたパステルカラー好みでしたが、段々と落ち着いた色合いとかの方が好きになりましたし…。ただその中でも、ハンドメイドならではの温かみは、大切にしたいと思っているので、そこらへんの考え方は昔と変わらないなって思っています。
ここまで見てくださってありがとうございます!
>>続きは、Story.2で!
文/imacoro