今回は、絵本をテーマにし、鋳金でアクセサリーと雑貨を製作している、「ehonno.」さんをご紹介していきます。
素敵な作品と世界観にうっとりしてしまいます…!
今年6月にオープンした、オンラインショップ情報も掲載しているので、最後まで楽しんでください〜。
「ehonno.」さん
初めてツイッターで作品を拝見させていただいたときに、その繊細さに惹かれたことはもちろん、こんなに自分が不思議な世界観に吸い込まれた体験は初めてでした。
「小さな作品を見ている」というより、大きな自分が絵本の世界に入り込んで、動物たちや植物を覗いているような感覚です。
例えば、こちらの作品…。

「なにを運んでいるの?」と、りすたちの様子を見ていると、

「待って待って! どこに行っちゃうの?」と思わず思ってしまうような…。自分が覗いていることがバレてしまったかのような…。
本当にスタスタと行ってしまう、りすたちの生命と絵本から飛び出したような躍動感が伝わってきます。
ehonno.さんの作品は、「2匹のりすがプレゼントを縦一列になって運んでいく」という場面を、表現に変える技術力が本当にすごいなと思います。
ちなみにりすは、齧歯類(げっしるい/ねずみなどもこれに分類される)で、長くて・フサフサした毛を纏い、冬の寒い時期を乗り越えるため、秋は活動的になります。
普段は単独行動が多いものの、働き者のりすは我々を巧みなナッツの仕分け術などで魅了してくれますよね。
そんな働き者の動物、「りすらしさ」を「プレゼントを懸命に運んでいる」というehonno.さんの作品からも感じました。
続いては、この作品です!

「ほうき」と「ねこ」と言えば、ハロウィンを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。(それぞれ、「魔女」と「くろねこ」で。)
「もしかしたら、魔女が乗り移ったねこなのかな」や、「ハロウィンの日に、こうもりのところに行くのかな」など作品を見ているだけで、想像力が膨らんできます。
「絵本」という想像の世界の中で、自分なりの解釈を持ちつつ、ehonno.さんの作品の世界観を味わっていくことは、とても素敵なことだなと感じます。

そして、同じく今の時期にピッタリなこの作品!

ツイッターでも一際目を引き、5度見くらいしてしまった作品です。
ふわりと膨らんだおばけのマントに、身を包んでいるのは…。
うさぎさんでした! おばけのふりをしている時も、していない時のうさぎの姿も可愛くて、周囲にこのユニークさを積極的に共有したくなる、秀逸なアイデアだなと心から思います。
続いてのこの作品は、筆者が最も好きな作品です!

なんと可愛いのでしょうか。オーバーオールって、ehonno.さんのきりんに着せるために誕生したのではないかと思ってしまうくらいの可愛さです…!
鋳金で繊細に繰り出される、きりんの生きているような模様と、オーバーオールの生地感がとってもリアルで、手のひらサイズの作品ではなく、人間と同じくらいの大きさに感じられるほど存在感があります。
そして、この作品にはまだまだ楽しみ方が…!

なんとですね、きりんが、オーバーオールを…。
脱ぐこともできるのです…!
そして、同様に楽しさ全開の動画があるので、ぜひ見ていただきたいです。「お父さんきつねのネックレス」の動画なのですが…!
— ehonno. (@ehon_no) July 11, 2019
このように、ehonno.さんの作品には、面白い仕掛けがあり、本当に物語のように起承転結・喜楽の感情が込められていますよね。
そして、最後に紹介する作品がこの作品です。

ちょこんとリングの道を歩いているかたつむりが、やっとの思いですずらんと出会えたような、感動的なストーリーを感じました。
そして、葉の滑らかな曲線がとても美しく、その演奏に合わせて、すずらんから歌声が聴こえてきそうなほど、「動」を感じます。
美しい音色に、まるでかたつむりも聴き入っているようです…。

SNS・販売情報
ehonno.さんの更なる情報はぜひ下記でゲットしてくださいね〜!
・twitter(@ehon_no)
・販売(コチラ)
・HP(コチラ)
素敵な世界観を持った作品を製作している、ehonno.さんの作品をぜひチェックしてください〜!
文/imacoro