秋といえば… 読書の秋!

ということで、今回は本を読むのがもっと楽しくなる、素敵な栞を制作されている作家さんをご紹介させていただきます。
安堂 真季さん(@wachiko218)
安堂 真季さんは、「本の上を泳ぐ金魚」をつくっている作家さんです。
どういうこと?と思われるかもしれませんが、つまりこういうことです!

おぉ!本当に本の上を金魚が泳いでいるように見える…!!
安堂さんは、金魚の写真を使って透明な栞を制作されている作家さんなのです。
すごいアイデアですよね!
筆者は特に、こちらの幻想的な色合いに魅了されました。

最近はデジタル化が進んでいる本ですが、紙の本を持つ重みや、独特のにおい、ページをめくる感じはアナログならではの良さです。
基本的に本に色はなく、黒色の活字がびっしりと並んでいますが、そこにこちらの色鮮やかで美しい栞を挟むと、そのコントラストが本当に素敵です。本が生きた感じがします。

安堂さんは、ハンドメイド専門の作家さん、というわけではなく、普段はフォトグラファーとして活動されています。
幻想的な色合いや、見る人を惹きつけるような構図は、写真をお仕事にされている方にしかできないセンスの良さだなぁと感じます。
金魚以外に、桜の栞も…!!

安堂さんのホームページでは、撮影した写真やグッズ販売のお知らせをされているので、ぜひご覧くださいね。
上原舞子さん(@uepara_25)
上原舞子さんは、紙もののデザインを手がけている作家さんです。
本物の木を薄くスライスした、「木の紙」を使って栞を制作されています。

代表作は、木のほんのりとした香りや雰囲気とよく合う、和柄模様の栞です。
目印のリボンも、日本の伝統色を使っています。
使っているだけで気持ちが落ち着きそうですね。
読書の秋ということで、もみじ模様の栞も…!

それぞれ少しずつ木目の模様が違うのも、面白いです。
作り上げたデザインをスキャナー内蔵のカッティングマシンにかける、スキャンカットという方法で制作されているそうです。
スキャンカットという制作方法を知らなかったので、こんなに面白いものがあるのかとびっくり。
上原さんは、栞以外にもポチ袋も制作されています。こちらも、和柄のものと、秋らしい紅葉のデザインがあり、切り絵の後ろから見える色合いが素敵です。

こんな素敵なポチ袋に、お車代や、お年玉が入っていたらそのまま大切に飾っておきたい気持ちになります。

アヒルの箱庭さん(@satsuki_yamato)
アヒルの箱庭さんは、面白い栞を制作されている作家さんです。
何が面白いかというと…

じゃじゃん!
切り絵で作った文字をそのまま栞にしているのです。切り絵の技術も一流ですが、その技術を面白く変換できる発想が素敵ですよね。
文字の種類もたくさんあります。

推理小説にぴったりな、「真犯人」や、「犠牲者」と書かれた栞も。


この栞を使って本を読んでいたら、なにそれー?!と注目されそうです。笑
文字の上の部分にリボンが付いているので、本を閉じた状態でも、どこまで読んだかがよく分かります。
そして、アヒルの箱庭さんの作品のおすすめポイントが、プレゼントにぴったりなことです。
購入すると基本的にプレゼント用に包装していただけるそうなのですが、その包装がこちらです。

「ほんの気持ちです」と「本の栞です」をかけている、ユーモア溢れる熨斗が…!!
思わず笑ってしまいます。
本好きのお友だちのプレゼントにもぴったりです。
まとめ
今回は読書の秋!ということで、本の栞を制作されている作家さんをご紹介させていただきました。
本を読むのが楽しみになるような作品ばかりだったので、筆者も久しぶりに本が読みたくなりました。
ぜひ作家さんのSNS、minneページもチェックしてくださいね!
文/のあ