デザインフェスタvol.50
1994年から「自由に表現できる場」をコンセプトとして始まったデザインフェスタ。(デザインフェスタ公式HP)
前回に引き続き、今回も色々な素敵な作家さんをご紹介させていただければと思います!

Hidamari*picnicさん(twitter:@pppppocket)
粘土でクマをモチーフとした、フェイクスイーツとフェイクフードを製作している、Hidamari*picnicさん。
ひだまりに当たっているような、ほのぼのとし、とても癒される作品を製作されています。
何と言っても、「可愛いクマの表情」と「食べ物の質感のリアルさ」の両立が大変魅力的です。
例えば、このアイスであれば…。

冷凍庫から取り出したばかりのように、本当に霜が降ってあるのです!!
霜の位置や量が大変絶妙で、そのうち溶け出してしまうのではないか…と思ってしまうほどです。
そして、一口食べられた後も、直立して堂々としているクマさんの表情がたまらなく可愛いです…!
たくさんある作品の中でも迷ってしまった時におすすめしたい作品がコチラ!

Hidamari*picnicさんの代表作である、ジャムぱんです。クマさんの何とも言えない愛らしい表情と、こんがりと焼きあがったパンの質感に加え、断面の今にも溶け出しそうなジャム部分にも大注目です!
下記リンク掲載の「ブースでの注意事項」をぜひお読みになって、Hidamari*picnicさんの作品をお楽しみいただければと思います。
ブース名 | Hidamari picnic |
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ブース番号 | I-57 |
出展日 | 11/16 土曜出展 |
※デザフェス当日のHidamari*picnicさんのブース注意事項については、こちらをご覧ください。
Mon★Riviさん(twitter:@Mon_Rivi)
粘土やブリザーブドフラワーを素材に、レトロやアンティーク風をテーマにした味わい深いインテリア雑貨を製作している、 陶土作家のMon★Riviさん。
作品には、オーブン陶土が使用されています。オーブン陶土では、160〜190℃の温度で焼成することができます。(※比較すると、焼成温度表示が無い一般的な粘土は、大体1180~1260℃くらいで焼き上げです。)
陶土ならではのマットな仕上がりがとても魅力的ですが、Mon★Riviさんの作品は、それだけではありません。
モチーフの多くは植物で、淡く・落ち着いた色合いである一方で、その植物たちの芯の強い生命力もきちんと表現されているのです。

インテリアとして飾ったり、ブローチを身につけているうちに、「花弁がより深みのある色合いに変化していくのでは無いか」と思うくらい、植物のか細いながらも、 意志の固い声を感じます。

筆者の特にお気に入りの作品がこちらです。銀緑色で織りなす壮大で・不思議な世界観は、心をグッと掴まれるような強い部分と、癒してくれるような優しい部分を感じます。
ユーカリテトラゴナの花言葉、「あなたに勇気を与えてくれる」を最大限に表現した作品だと感じます。
ぜひ、当日はボタニカルな作品たちに癒されてください〜!
ブース名 | Mon*Rivi |
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ブース番号 | M-501 |
出展日 | 11/16・17 両日出展 |
mei kogaさん(twitter:@mei_koga)
本革にオリジナルのアクリル画を転写し、オールハンドメイドでアクセサリー(ブローチ、イヤーアクセサリー)の製作をしている、mei kogaさん。
絵本から飛び出したような動物たちの表情と幻想的なカラーが大変魅力的な作家さんです!
mei kogaさんの作品は、「空想世界と日常をつなぐ動物モチーフ」がコンセプトで、オリジナルのイラストが、使っていくほどアンティーク感の増す、本革独特のあたたかみによって最大限に活かされ、ファンタジーで素敵な世界観に包まれています。
このカラーと革との両立によって、柔らかく・想像力を掻き立てる世界観が成立しているのですね!
嬉しい時・楽しい時だけでなく、日常のふとした時にそっと寄り添ってくれるようなmei kogaさんの生み出す、動物たちのあたたかい表情は、きっと安らぎを与えて下さると思います。
一方で、動物の生命力や芯の強さも作品から感じ、勇気さえも与えてくれるのではないでしょうか。デザフェスにてご自身にぴったりの動物作品と出会い、本革が次第に馴染んでいくことを楽しみにしながら、ぜひ「空想世界と日常をつなぐ」mei kogaさんの世界観を体感してください〜!
※作品のお写真の中には、デザフェス50にて出品されないものも含まれていることをご了承くださいませ。
ブース番号 | K-143 |
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出展日 | 11/16 土曜出展 |
ツバラツバラさん(twitter:@tsubara2)

折り紙で折った妖怪のお面をモチーフにした《折面(おめん)》小物を製作している、ツバラツバラさん。
その「不思議で妖しくも、繊細で奥深い世界観」に筆者は一瞬で吸い込まれました。
何と言っても、この特徴的なデザインが、どんな素材によって成立しているのか、とても気になりました。

なんと、石粉粘土から作られているそうです。ちなみに石粉粘土とは、軽量で乾燥後は強度があるため、アクセサリーにもピッタリなのです。
この石粉粘土の「軽くて強い」という特徴が、「折り紙で折った」を表現するツバラツバラさんの作品にマッチし、あのリアルな質感が生まれているのですね。
そして、ツバラツバラさんの作品は、特徴的なデザインであるものの、和洋のコーデに合わせやすく、普段使いも特別な日使いもしやすい点が魅力的です!
和装に合うアクセサリーの選択はなかなか難しくもありますが、上の着画写真のように、マットな質感・上品で落ち着いた印象の作品のため、和装にも本当にピッタリです!
それに加え、タッセル部分がゆらゆら揺れて、可愛らしい作品のため、ぜひ特別な日にも・日常的にも着用していただきたい作品です。
デザフェス当日は、どんな場面で着用するかも楽しみながら、ツバラツバラさんの作品に浸ってください〜。
ブース名 | ツバラツバラ |
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ブース番号 | F-136 |
出展日 | 11/17 日曜出展 |
シロクマ開発研究所*さん(twitter:@natsu_kumaken)
オリジナル原型(樹脂製)のちょこんと側に置いておきたくなるような動物モチーフのアクセサリーを製作している、シロクマ開発研究所*さん。
その動物のリアルさ・可愛さと、優しく包み込むようなグラデーション・柄、そして大人の方の普段使いもしやすいデザインが大変魅力的です!

シロクマ開発研究所*さんが生み出す動物たちは、一つ一つ製作されているため、本物の動物同様に表情が異なります。
だからこそ、動物一匹一匹の生まれ・育ってきたようなストーリーを想像することができ、惹かれるのだと感じます!
優しい眼差しで、お互いをリスペクトしているような…。本当に会話が聞こえてきそうな、動物たちの動きと表情にうっとりしてしまいますね。
↓シロクマ開発研究所*さんの作品の詳細は、こちらの記事にて書かれているので、ぜひ併せてご覧くださいね。

たくさんの作品の中でも今回注目したのが、イヤーアクセサリーです。
上写真のようなシックで上品な紫のパーツと、ゴールドに輝く動物たちと金具により、着用者の気分も上がるのではないでしょうか。
作品によって、チャームやファーボール、アクリルビーズやタッセルなどと組み合わさっており、各パーツが更に動物たちの素敵な表情を引き出してくれています。
デザフェス当日は、ぜひ下記の注意事項をご参考に、シロクマ開発研究所*さんが生み出す、「ご自身の相棒」となるような動物に出会えると素敵ですね。
ブース名 | シロクマ開発研究所* |
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ブース番号 | L-304 |
出展日 | 11/17 日曜出展 |
※デザフェス当日のシロクマ開発研究所*のブース注意事項については、下記のツイッターの投稿をご覧ください。
#デザフェス50
作品数をあまり沢山作る事が出来ないため3回に分けて作品を置いて行く事にしました。
ご事情で朝から来られない方にも見て頂けたらと思っております。ピアス系に関しまして
ハシビロ・シロクマ・ポストピアス系以外は5種(オオカミ・チーター・ウサギ・ミミズク・パンダ)おります。 pic.twitter.com/hhn2pcEjBV— シロクマ開発研究所* DF.17(日) L-304 (@natsu_kumaken) November 11, 2019
small rightさん(twitter:@small00right)

ミニチュアモチーフのアクセサリーを製作している、small rightさん。
「日常の中でよく目にするもの」や、「身の回りにある身近になもの」を題材に製作されているため、普段気に留めないでいるものでも、よく見てみると、実は素敵なデザインであることを気づかせてくれます。
「あ、こんなに可愛かったのか…!/かっこよかったのか…!」と。

そして、思わず筆者の目に留まったベルトリングは、とても不思議な感覚になります。なぜなら、腰回りに着用するベルトを指に着用するからです。
だからこそ他にはなかった発想・デザインで、魅力的なんですよね〜!

また、このベルトリングは、太さやカラーが多様で、男女問わず使用しやすいデザインになっており、ペア買いするにも最適です。
シンプルなデザインのため、シーンを選ばず身に付けやすく、街を歩けば特徴的なモチーフが大変目を引きますね。
イベント限定色・先行販売色もあるそうで、ぜひ今回のデザフェス50にて作品を直接見てみてください。

他にも、音楽好きさんにピッタリなアイテムなど、日常にワクワクを与えてくださる作品がたくさんラインナップされているので、ぜひ当日、ブースでお楽しみください!
ブース名 | small right |
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ブース番号 | L-26,L-27 |
出展日 | 11/16・17 両日出展 |
以上で、デザインフェスタvol.50の出展者様のご紹介第2弾を終わります。どの作家さんもとても素敵です!
ぜひ直接作品をご覧になって、各作家さんの世界観に浸ってください〜!
※作品のお写真は、作家さんに掲載のご許可を頂いて選択しておりますが、中にはデザフェス50にて出品されないものも含まれていることをご了承くださいませ。
文/imacoro