2019年11月16,17日に東京ビッグサイトにて行われた、デザインフェスタ50。
たくさんの素敵な作品を直接拝見することができ、とっても刺激を受けました。
emoでは、16日にデザフェスに足を運びました。そこで、直接ブースを拝見させていただいた素敵な作家さん9名をレポートしていきたいと思います。
moha._.mohaさん/krmberryさん/Hidamari*picnicさん/jun.pooさん/donguri to ie.さん/Fdonaさん/mei kogaさん(アイキャッチ画像使用)/カエルの時計屋さん/Mon★Riviさん
以上の9名です。※順不同
moha._.mohaさん(twitter:@mohachan2)
刺繍糸一本取で、動物や生き物モチーフの小物を製作している、moha._.mohaさん。
moha._.mohaさんの作品は、図案、糸の色選び、縫い方の全てがオリジナル手刺繍です。
ブースでは、た〜くさんの種類の動物たちが出迎えてくれました!
moha._.mohaさんは、グラデーションの刺繍糸を使用しており、その色が織りなす動物たちの優しく・キュンとする表情がたまりません。
表情だけでなく、この「やあ!」と手を振ってくれるなどの動物たちのイキイキとした動作も…!
定番のブローチやポーチ以外にアクセサリー入れやピルケースもありました。また、ポチ袋やレターセットなど幅広い場面で動物たちと一緒に過ごせる点もmoha._.mohaさんの作品の魅力ですね!

krmberryさん(twitter:@krmberry_kurumi)
フェイクフード、フェイクスイーツや動物ものなどの作品を樹脂粘土で製作している、krmberryさん。
ブースでは、一際リアルで、印象的な「和」の素敵な雰囲気が漂っていました。
中でもぜひ見ていただきたのが、鮎の塩焼きの作品とディスプレイです。
鮎の塩焼きのかんざしがなんと囲炉裏に…! 「これ本物の鮎じゃないの?」と思ってしまうほど、ディスプレイまでとことんこだわっている点に魅せられました。
krmberryさんの代表作、たい焼きの作品も直接拝見でき、餡の透け具合のリアルさにビックリでした!
とっても和むことができ、素敵なブースでした〜。

Hidamari*picnicさん(twitter:@pppppocket)
粘土でクマをモチーフとした、フェイクスイーツとフェイクフードを製作している、Hidamari*picnicさん。
「可愛いクマの表情」と「食べ物の質感のリアルさ」の両立が大変魅力的です。
こんがりと焼き上がったドーナツやホットケーキ、ふっくりと蒸し上がった中華まん、溶け出しそうなアイスクリームの作品など、どの作品を見ても、キュンとし、ほっこりとした時間を過ごすことができました。
この質感も実際に見て、そのリアルさに驚きました。
一つ一つの作品に異なる表情を感じ、まるでブースのくまさん達でお話をしているようでした。
最後は、カメラを見てくれた中華まんくまさんをパシャりと…!


jun.pooさん(Instagram:@jun.poo)
多肉植物・粘土・木材を使った、こものを製作している、jun.pooさん。
そのあたたかな作風にブース全体が包まれており、いつまでも居たくなるような居心地の良さがありました。
上記のように、お家とセットにすれば、jun.pooさんが作り出す世界観をより楽しめること間違いなし!
こちらの作品は飾っていたら、本当に小鳥や蝶々などが集まってきそうな…。
特に印象に残った作品がこちら↓です。
ブースでは、ピンセットで多肉植物を植えていく実演も拝見することができ、プロの方の技をまじまじと見入ってしまいました。
どの植物も主役のように輝きを放っていた一方で、「jun.poo植物学校」の生徒のような一体感もありました。
donguri to ie.さん(twitter:@donguri_to_ie)
donguri to ie.さんは、“いつものくらしの中にある素朴で小さな自分だけのたからもの”をテーマに、色鉛筆でプラバンに手描きをし製作されています。
その優しい絵のタッチに吸い込まれ、donguri to ie.さんのブースでは、タイトル『donguri to ie.』という絵本の世界観に入り込んだような気持ちになりました。
動物たちだけでなく、樹木やどんぐりをモチーフとした作品からも、話し声や歌声が聞こえてきそうです。
小さなパーツも全てプラバンで作り、重ね合わせて立体感を表現しているそうで、その細やかな製作過程から生まれる繊細な作品の表情がたまりません。
ひたすら優しい気持ちになる素敵な世界観のブースでした。

Fdonaさん(twitter:@fdona_m)
主に水彩や花をテーマに大人可愛いアートアクセサリーを展開している、Fdona(エフドナ)さん。「色」と「形」が魅力的な作家さんです。
ブースがとっても華やかで、作品が宝石のようにキラキラと輝いていました。
見ていただきたい注目ポイントは、台紙の裏に各作品のテーマが書いてあることです!


例えば「深海の青」「まどろみ」などとテーマが書かれていました。特にグッときたのが「秋の女」というテーマです。
作品にこのようなテーマがあると更に想像力が広がり、楽しい仕掛けだなと感じました。夢可愛い世界観にトリコになる事間違いなし!

mei kogaさん(twitter:@mei_koga)
本革にオリジナルのアクリル画を転写し、オールハンドメイドでアクセサリー(ブローチ、イヤーアクセサリー)の製作をしている、mei kogaさん。
作品をカラーごとに感じることができる素敵なディスプレイも印象的でした。
特に私が注目した作品は、紺色と薄いピンクが基調となったこちらの作品ブースです。
絵本から飛び出してきたような、優しい動物たちの表情と、幻想的なカラーが生み出す壮大な世界観を感じることができました。
メインの紺色と、金色のパーツを中心に、「星が綺麗な夜の美しさ」を作品から感じながら、とっても素敵な時間を過ごすことができました。
また、原画も配置されており、素敵な作品がここから生まれているのだとしみじみ…。

カエルの時計屋さん(twitter:@froggywatch)
ステンドガラスを使用して腕時計を製作している、カエルの時計屋さん。
ブースには、毎日のお出かけがもっと楽しくなるような時計がずらりと!
男女・世代問わず使用できるデザインで、お揃いで身につけるのもとても素敵です。
注目は、カエルが池をのぞいている上記のデザイン。ステンドガラスを使用した透明感のある池を見つめ、刻々と流れる時間を感じるカエル。
カエルから、「カエルの歌」が聞こえてきそうなほど、優しい時間が感じられます。
動物たちと共に時間を刻み、使用者に、やすらぎ・安心感・幸福感を与えてくれる時計がとっても魅力的でした。

Mon★Riviさん(twitter:@Mon_Rivi)
粘土やブリザーブドフラワーを素材に、レトロやアンティーク風をテーマにした味わい深いインテリア雑貨を製作している、 陶土作家のMon★Riviさん。
紅葉カラーが心まで染み渡っていくような…。寒い季節に温もりをもたらしてくれる素敵な作品が印象的でした。
植物・生物がモチーフの作品の他には、パンがモチーフの作品もラインナップ!
植物がモチーフの作品は、陶土ならではのマットな仕上がりが魅力的でしたが、パンモチーフの作品は美味しそうな質感が出ており、作品の幅に大変驚きました。
ブースにはイヤーアクセサリーもあり、シックで「オトナキレイ」な作品も♪

以上で、9ブースのレポートを終わります。
ご紹介させていただいたブースは、デザフェスに出展されたほんの一部ですが、少しでも作家さんとデザフェスイベント自体の素敵な雰囲気が伝わっていると嬉しいです。
ぜひ、この機会に紹介させていただいた各作家さんのSNS等もチェックしてみてくださいね!
文/imacoro