こんにちは! 今回ご紹介する作家さんは、鉛筆彫刻人の「シロイ」さんです。
シロイさんは、「文字を書く鉛筆で文字を伝えるというアイデアに衝撃を受け」制作を始めたそうで、その魅力にハマる人が続出!
何と言っても、鉛筆彫刻作品の技術に加え、「何を彫刻にするのか」というアイデアの部分がとてもユニークな点も、シロイさんの魅力です。
早速、シロイさんの作品を作品のタイプ別で紹介していきたいと思います。
文字を表現した作品


シロイさんの作品は、驚くほどに直線部分と曲線部分の美がそれぞれ本当に精巧で、ついつい見入ってしまいます。
この直線美・曲線美があるのも、シロイさんが基礎から鉛筆に想いを込めて制作されているからだと、作品や下記の動画を見つつ思います。
基礎こそが大切。 pic.twitter.com/qgW6tysGMy
— シロイ/鉛筆彫刻人✏ (@shiroi003) November 30, 2019
そして、文字を表現した作品の中でも感動したのがこちら! 動画でぜひお楽しみください。
「鉛筆がもったいない!」「資源の無駄使い!」と言われた動画がこちら。昔とあるFacebookに掲載された時に書かれました。憧れのAtoZを作り出せたのにまさかの無駄呼ばわり。本当に悔しかった。だからこそ私はもっと上手くなりたい。貴重な1本を無駄にしないために。 pic.twitter.com/wrZn606A7I
— シロイ/鉛筆彫刻人✏ (@shiroi003) December 11, 2019
この「AtoZ」の作品はシロイさんご自身も特に思い入れが強いようで、「Z」まで連なった作品を拝見するだけで、こちらまで胸がグッとなります。
表現がユニークな作品
「伸びる」を表現しているこちらの作品。「本当は鉛筆ではなく、バネなのではないか」と感じてしまうほどの滑らかな曲線です。
ジャックと豆の木の木のようにどんどん伸びていく鉛筆に、生命感を感じ、さらに言うと、重力に逆らっているような浮力までをも感じます。
シロイさんの代表作の一つでもある、チェーンを表現したこの作品。これが一本の鉛筆からできていると……。皆さん、信じることができますか!? 本当に驚きの技術ですよね!!

モチーフがユニークな作品

鉛筆で表現された「刃物」シリーズはいくつか作品があるのですが、こちらは中でも刃の部分が長い作品で、持ち手の模様や、刃の鋭さや角度が特に目に留まりました。

中からポケモンが出てきそうなリアルさ。そして、何と言っても、「球体美」です!
削って、磨いて、この球体美が完成するとは……。本当にまさにこれが、「ザ・職人技」ですよね。
基礎を大切にされるシロイさんの丁寧さが作品を一層輝かせているのですね!
最後にシロイさんが生み出した、鉛筆のキャラクターを紹介していきたいと思います。
その名も……、「クロイ」さんです。

可愛く感じる一方で、クロイさんの姿勢からとても威厳も感じます。
これからどんなクロイさんが見られるのかも、筆者も楽しみにしています。
その作品技術の背景には、基礎の徹底や、シロイさんならではのモチーフのアイデアなどが詰まっているのだと、記事を書かせていただきながら改めて感じました。
ぜひ、SNSでご紹介できなかった作品も見てみてくださいね〜!
SNS情報
・twitter:@shiroi003
・Instagram:@shiroi8
文/imacoro