今回ご紹介させていただく作家さんは、陶芸家の「陶工房みかガマ」さんです。
先日行われたHMJ冬2020にて、みかガマさんの素敵な作品に引き込まれました。
今回は、ブースで撮影させていただいた作品のお写真も含めて、みかガマさんの魅力を存分にお伝えしていきたいと思います!
陶工房みかガマさん(Instagram:@mikagama.ceramic)
キラリとひかり、ふわりと色づいた、カラフルで楽しい、繊細で野生的な陶器を制作している、陶工房みかガマさん。
日常で使う陶器のうつわをメインに販売していて、一つ一つの作品を粘土、釉薬、焼成など全過程にこだわりを持って、作家「のぐちみか」さんが一人で制作されています。
そのじわーっと心に染み込んでいく、幻想的な色合いとデザインに筆者も引き込まれ、夢中になってブースを拝見していました。
筆者同様に、ブースから放たれた“みかガマワールド”の魅力に思わず立ち止まってしまう会場のお客さんが沢山いらっしゃって印象的でした。
こちらのゾウの作品は、まるでモルディブビーチのような澄んだ色合いですね。
「ビーチの色合いだな〜」と思い拝見していると、「ゾウの耳が渦を巻いている」・「空洞部分が水泡のよう」とも見えてきてきました。完全に、筆者の見方ではありますが、そのような開放的な世界観が素敵ですね。
こちらの作品も同様にビーチのような澄んだ色合いが印象的です。
この投稿をInstagramで見る
そして、ブースで特に大変驚いた作品がこちらです。
蝶々とヤドカリのランプの作品です。
生命の炎が灯って、大きく羽ばたこうとしている蝶々に、前に歩み出そうとしているヤドカリの表情と姿勢。
マクロ的に見れば「強い躍動感」を感じ、ミクロ視点で見れば生物の身体を作り出している「構造美」がとても印象的です。
上写真の作品は、まるでフルーツのカービングのような模様の美しさにトリコになってしまいますね。
みかガマさんの作品にはこれまでご紹介した生物をモチーフにした作品の他、下記のような作品もございます。
みかガマさんのインスタグラムには、このようにお皿に盛り付けたお写真も〜。
この投稿をInstagramで見る
なんと、みかガマさんは釣りがお好きでもあり、「#釣りご飯」の投稿にも「みかガマさんらしさ」が表れていますね。
色合い豊かで、お料理もとっっても美味しそうです〜。このようにご自身で制作された作品でお料理を食べるなんて、素敵すぎます!!
とにかく、食べたい……。笑
このようなみかガマさんの作品がどのようにできているか、知りたくないですか?
なんと、インスタグラムには形成している段階の動画もございました。
この投稿をInstagramで見る
ろくろを回しながら土の空気を抜き(焼く際に割れないように)中心を取りながら(対称的な形になるように、作品の中心となる部分をろくろの中心にする)、形成していく過程はとても難しいのですが、鮮やかに作品が出来ていく過程に、プロの技に見とれてしまいますね。
ぜひぜひ、下記にまとめたSNSや出典情報で、みかガマさんの更なる魅力を追求してみてください!
SNS・サイト情報
・Instagram:@mikagama.ceramic
・「陶工房みかガマ」サイト:こちら
展示予定
- 12/3-1/30 のぐちみか陶展 調布市文化会館たづくり9階
- 2/15-28「いきもの展」@Memorys Gallery敬(東京 三軒茶屋)
- 2/26-3/2「スモールアニマルと森のいきもの展」阪神梅田本店
文/imacoro