「えっ、紙でできてるの!?」
本日は、そんな驚きを与えてくれる作品を製作している、totecocoさんをご紹介していきたいと思います。
totecocoさん
「紙で作っていることによる、驚きと楽しさをお届け」をコンセプトとして、ペーパ―クイリングという手法でブローチなどのアクセサリ―を作っている、totecocoさん。
ペーパークイリングとは、細長い紙をくるくる巻く手法のことです。
totecocoさんの作品は、紙でできてあるから軽く、そして丈夫(巻く事で強度もしっかりしており、更に丁寧に防水のコーティングが施されているから)です。(→防水実験の様子)

ペーパークイリングは巻きの部分がお花のようで、本当に作品が生き生きしていたり、とっても華やかですよね。
特に、totecocoさんの作品は、素材感、モチーフ、テーマ、カラー、模様など見所が満載です。更にそれらの要素の組み合わせがとってもワクワクを与えてくれます。

例えば、上記のテディさんは、バレンタインデーやホワイトデーにぴったりな、ボンボンショコラテディさん。
独自のコーティングが活かされたチョコレートのツヤ感や、耳や手足部分のパーツの配色・組み合わせ、チョコレートの甘さやほんのりとした苦味を感じさせる茶色、全体を包み込むようなリボン、テディさんのずっと見ていたくなる可愛くて芯のある表情……などなど、素敵なポイントを挙げたらキリがないくらいです。
筆者はこのようなテディさんやネズミさんと、フルーツやスイーツを組み合わせた作品が特に好きで、続いてイチゴシリーズをお届けしていきたいと思います!



皆さんのお気に入りは、どのテディさんでしょうか。
筆者は、どのテディさんも素敵ですが中でも、ケーキなキャットのブローチ(ストロベリー)がお気に入りです。
理由は、作品を見るだけで、ケーキの甘さが口の中に広がったからです。それくらいテーマに忠実に、作品に「スイートな部分」がデザインや色合いを通して表現されているのだと、改めてtotecocoさんの作品へのこだわりや愛情を感じました。
同じ「イチゴ」をモチーフにしていてもこんなにも作品表現の幅があるとは……! 本当にすごいですよね。
totecocoさんといえば、テディやネズミの作品も素敵ですが、うさぎモチーフもぜひ注目していただきたい……!

イースターというテーマにこれ以上のピッタリな作品はないのではないかと思うくらい、惹かれた作品です。
イースターの柔らかく、春の訪れを感じさせる淡い色合いを始め、耳元にちょこんとついたヒヨコ、うさぎの温かみのある表情、イースターエッグの色合いなど。
また、目や口が黒ではなく、青や紫にすることによって、柔らかさが増していてより世界観を感じるな〜と、作品を拝見しながら感じました。
そして何と言っても、ペーパークイリングの巻きの緩急によって生まれる模様が作品全体に向けて視線を誘導してくれるような、矢印のような役割を持っているなと感じました。
最後にご紹介する作品がこちらです。

耳や腕が四角いテディは初めてということですが、こちらもとっても素敵ですよね〜!
板チョコというテーマによりフィットしていると感じますし、手や足を挙げているところから、「動」的イメージを受け、耳の丸いテディさんとはまた異なる魅力を感じます。

色違いのホワイトもとっても可愛い……!
リボンは銀紙をイメージしたキラキラなものを使用しているそうです。
ペーパークイリングを用いて製作している、totecocoさんの作品。こんなにも惹かれるのは、可愛い!と思う感情だけでなく、その背景にあるtotecocoさんの工夫や愛情、クイリングの技術、テーマの面白さ、紙でできていることの驚きなどがあるからだと思います。
そんな素敵なtotecocoさんの情報は、ぜひ下記リンクを参考にしてくださいね〜!
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文/imacoro