こんにちは、ハンドメイド作家さんや作品を紹介しているサイト、emo(イーモ)を編集しているimacoroです。
今日ご紹介する本はこちらです! 色の組み合わせを意識しながら、制作・撮影する方にピッタリな本ですので、ぜひチェックしてくださいね!
『配色アイデア手帖』とは
合計3175の配色数を、127項目のテーマのもと紹介している本です。
まずこの本は、横長で左開きの本です。そのため、机に開いた状態で置いていても閉じにくく、作業しながら読む時に便利です。
レイアウトは?
中のページは掲載できませんが、この本のレイアウトイメージをお伝えできればと思います。
レイアウトとしては、1つのテーマにつき大きく4つで構成されています。
- 左ページの左:テーマ名とその説明。テーマのイメージ/配色の仕方/ポイント(写真付き)
- 左ページの右:テーマに沿った9色のカラーと色の数値などの情報
- 右ページ左:テーマカラーを使用した配色例(水玉やボーダーなどのシンプルな2〜3色の配色)
- 右ページ右:デザインやイラストの配色例
先ほど、127項目のテーマがあると書きました。例えばテーマ44では、「レースのドレス」というテーマのもと、左ページの左側に下記のようなテーマ説明が記されています。
ウエディングドレスといえば白が定番だが、これは1840年にイギリスのヴィクトリア女王がシルクの真っ白な……。
そして、左ページの右には、ドレスのイメージカラー(オフホワイト、ペールブルーなど)9色が並んでいます。
右ページでは、オフホワイト、ペールブルーなどの9色の中から2〜5色を使用した配色イメージやデザインが掲載されています。
大体の本書のイメージが湧いてきたところで、この本をおすすめしたい理由をいくつか挙げていきたいと思います。
POINT1:見やすさ
これは、最初に横長の本なので開いたまま作業しやすいと書いた通りです。
見やすさって書いてある内容より、消費者にとっては重要になる視点でもありますよね。
参考書などを選ぶ際も、この視点を重要視する方はいらっしゃると思います。配色手帖もこの例外ではないと思います。
POINT2:読んでいて楽しい!
127あるテーマが面白く、読んでいる中で自分に合った色が自然とわかってくると思います。
例えば、テーマ58は「ミサンガに込める願い」、テーマ69は「魔女の仕事場」など、聞いているだけでは想像しにくいテーマ名でも、実際に配色手帖を読んでいると、「ふむふむ」と思ってしまう。そんな説得力がある本でもあります。
とにかく、テーマを見て、配色をチェックするだけでも学びになること間違いなしです。
POINT3:コラムがためになる!
この本は、配色テーマが掲載されているだけではありません。
色についての知識がとてもわかりやすく、コラムとなって掲載されています。
「色を引き立てるには?」「心に響く色とは?」そんな気になるちょっとしたテーマを学びたいという方にもピッタリです。
POINT4:応用が利く!
「仕事に活かしたい」という方にももってこいの本ですが、「日頃のファッション選びに活かしたい」「自分の好きな色を見たい」「ちょっと色を勉強したい」などの方にも楽しむことができる本だと思います。
以上で、桜井輝子さんの『配色アイデア手帖』の紹介を終わります。
実は、姉妹本もあるのでこちらもぜひ〜!
文/imacoro
紹介した本
・桜井輝子さん著『配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版]』
・桜井輝子さん著『配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 心に響く和のデザインがつくれる本[完全保存版]』